Movidius Neural Compute Stick
先日購入した『インターフェース』に掲載されていた深層学習のアクセラレーターです。 Movidius Neural Compute Stickはエッジで動作させるために作られたAI用のプロセッサーを搭載したUSBスティックで、コンピューターのUSB端子から電力を得て動作します。 Caffeで構築した学習済みの畳込みネットワークモデルをロードすることによって、低消費電力で推論処理を実行できるので組み込み機器などでの用途が広がります。実際にこれを搭載したドローンが売られているようです。
たぶんこういう機器が高速なマイクロコントローラー基板などに搭載される日も近いのではないかと思います。
モデルを構築するためには、CaffeをインストールしたUbuntu OSのコンピューターが必要ですし、効率よく作業しようと思うと大きなメモリを搭載したGPUも欲しくなります。
当工房は木製フレームの自転車やデジタル信号処理を行うギターの開発を構想しています。 自転車については、日に200キロから400キロくらいのツーリングの際にライダーの疲労軽減に寄与する装置を搭載すること、ギターについては、デジタルエフェクターやアンプを内蔵し、例えば街角でのライブ演奏や旅先での遊びに使えるようなものを考えています。
弱小工房ですので、やれることは限られてきますが、少しずつ目標とするモノが作れるようにしたいと思っています。 「面白いからやってみよう」という人が現れて先にやってもらってもいいかな。そういう能力を持った人はたくさんいるはずです。
参照記事
日々の活動は工房のブログ『工房便り』で発信しています。